ブランディングとメールマーケティング その2

前号では、メールマーケティングの特徴をお伝えいたしました。マーケティングとブランディングは一体的に運用しなければ意図的な顧客体験を生み出しません。メールマーケティングは、メールを活用したマーケティング全般を指します。SNSの台頭など、情報伝達手段が多様化されていますが、世界で約30億人が利用しているメールは、コミュニケーションツールとしての有用性は健在です。

メールマーケティング活用目的の一つとして、自社が提供している商品・サービスを今すぐ購入するつもりはないが興味がある、という潜在顧客に、継続的なアプローチを続け、購入意欲を喚起することができます。潜在顧客の関心度をメールの開封状況で確認できるので、タイミングよく商談を持ちかけることができます。

ビジネスの世界では、メールの活用いかんで売上やブランディングの効果が左右されます。主なメールマーケティングの種類をご紹介します。

ステップメール ユーザーが資料請求や商品を購入した日を起点として、あらかじめ設定した複数のメールを順番通りに配信する手法です。ユーザーが会員登録した日を起点に、日を追ってサービス内容を段階的に伝えることなどという使い方が想定されます。

休眠顧客発掘メール 商談案件が成約に結びつかずに失注してしまい、その後のフォローが途絶えている顧客に、定期的なフォローを続けることで新たな契約につながるケースがあります。

メールマガジン 既存顧客や休眠顧客に対して、定期的なアプローチを継続し関係性を維持したり、自社を想起してもらうことが目的です。

メールマーケティングには当然ながらデメリットも存在します。定期的に発信し続けなければユーザーとの信頼関係を損なうことにもなりかねません。コンテンツ作成には大きな負担が伴うので、コア業務を圧迫することも考えられます。この場合は外部スタッフの活用やシステムの構築がキモになります。

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